ども、バンブーです。とうとう出ました、AirPods 第3世代!見た目のデザインも大きく変更されて、どことなくAirPods Proっぽくなりました。今回は、そんなAirPods第3 世代とAirPods Proを比較し、どちらを選ぶべきかクロレポ流にレビューするよ!

AirPodsの新型「第3世代」が発表されたね!
これからワイヤレスイヤホンを購入しようかと考えている人は気になる存在だよね!

そうだね!
ワイヤレスイヤホンで大人気のAirPodsシリーズだけど、その新型「第3世代」って買いなのかどうか知りたいよね!
大幅にグレードアップ
AirPods 第3世代は見た目も中身も大幅にグレードアップしました。
最も重要なグレードアップポイントは
1)デザインのフルモデルチェンジ
2)空間オーディオへの対応
この2点に尽きると思います。
デザインについては、不評だった「うどん部分」が短くなり、限りなく上位機種であるAirPods Proに似てきました。
また、似ているのは形だけでなく、機能的にみてもProに近づきました。その最も重要な機能として
「空間オーディオ」への対応
が挙げられます。これまではAirPods Proの専売特許だった「空間オーディオ」への対応によって、第2世代との差別化を果たしているといって良いでしょう。
空間オーディオはとても優れたオーディオ技術です。
以前、クロレポでも取り上げましたが、まるで四方八方から音が聞こえてくるような感覚にとらわれます。
なかなか文章では言い表せませんが、映画館で映画を見ているような感じと言って良いと思います。
この空間オーディオは、NetFlixも対応を表明したことでも有名ですね。
今後、この空間オーディオがデフファクトスタンダードになる可能性は大いにあると思います。
違いは大きく3点。①形状、②ノイキャン、③価格!
AirPods 第3世代とProの違いは、大きく3点あります。
それは、①形状、②ノイキャン、③価格です。
細かく見ると他にも違いはありますが、どちらを購入すべきかを考えるときに重要となる違いはこの3点で問題ないと思います。細かい違いについては、文末の比較表を見てください。

おお!言い切ったね。
形状とノイキャン(ノイズキャンセリング)と価格ですか。

そう、クロレポとしては、最重要ポイントとしてこの3点に注意して比較していこうと思います。
①形状について「インナーイヤー型」「カナル型」
ぱっと見はAirPods Pro風になったAirPods第3世代だけど、形状の違いで1番大きいのは、第3世代は「インナーイヤー型」で、Proは「カナル型」ということです。
AirPods 第3世代 AirPods Pro
どちらも長所短所があるけど、簡単に説明するね。
「インナーイヤー型」は、耳の表面の耳介と呼ばれる部分にイヤホンのパーツをひっかけて装着します。
空間表現力が高く、録音現場の広さや空気感を表現できるとされているのが特徴です。
しかし、イヤホンと耳の接着面が少ないために外れやすいのがデメリットかな。あと、音漏れがしやすいという点にも注意が必要ですね。
次に「カナル型」だけど、簡単に説明すると「耳栓型」と言っていいでしょう。カナル型には「イヤーピース」と呼ばれる柔らかい素材でできた耳栓のような部分があります。
この耳栓部分を耳の中に入れ込むように使用します。インナーイヤー型と違い外れにくく、密閉性が高く音漏れがほとんどありません。
また、低音や細かい音の描写が聞き取りやすいことが特徴です。
ただし、耳の中に入れ込む装着方法には慣れが必要で、人によっては長時間の装着ができない人もいるようで、この点が注意点と言えます。

皮膚に触れる部分の違いなので、自分に合っているのはどちらなのか、じっくり検討する必要がありそうだね。

そうなんだ。バンブーはカナル型があっているらしく、AirPods Proを愛用しているけど、人によっては、この「耳に入れ込む」という装着感に、違和感を覚える人もいるようなんだ。
そのような場合は、インナーイヤー型が選択肢として重要になってくるんだね。
②ノイキャン(ノイズキャンセリング)は、集中したい人におすすめ!
機能的な違いで、1番重要なのはノイキャン、つまりノイズキャンセリングがあるかどうかです。
最近は「ノイキャン」が普及してきて、「ノイキャンとは何か?」という話は、ここで詳しく説明する必要がないくらいですね。
今回新しく発表されたAirPods 第3世代は、このノイキャンがありません。ノイキャンを実装しているのはAirPods Proとなります。
バンブーはAirPods Proを愛用しているけど、このノイキャンが本当にすごいんです。
ノイキャンを有効にすると、今まで聞こえていた外界の騒音が、スッと消えるんです。ほんとに不思議体験です。まるで、演奏前のホールにいるような感覚に包まれます。
ノイキャンの効果が最も現れるのは、電車の中だと思います。
例えば映画を見ているとします。もしノイキャンが無ければ、電車の中の騒音によって、俳優のセリフが聞き取りにくい時が多々あります。
しかし、このノイキャンを有効にすると、電車の中でも俳優のセリフがはっきりと聞き取れます。それくらい違いがはっきりとしています。
聴いている音楽や映画などに集中して没入感を得たい場合、ノイキャンを搭載している「Pro」ということになります。

ノイキャン、すごいんだね。
この違いは第3世代とProの違いで1番大きい違いなんだね。

そうなんだ。ノイキャンの有る無しは、商品選びの中でも大きなポイントになるよ。
あと、誤解されやすいのが、「無音になるわけではない」ということかな。ノイキャンは完全に外界の音を消すわけではなく、雑音を低減してくれる・・・ということなんだ。
③価格の違い。その差は6,780円!
最後の違いは、ズバリ価格です。
このブログ執筆時点で、公式のアップルストアでは、AirPods 第3世代は23,800円、そしてProは30,580円。
その差は6,780円となります。
この価格差をどう見るかは、非常に難しいと思いますが、クロレポとしては今回挙げた、他の2点の違いである形状とノイキャンをどう見るかだと思います。
形状の差は、好みがあるので正直、価格差に紐つけにくいと思います。どちらも長所短所はありますからね。
となると、やはり残るは「ノイキャン」ということになります。(もちろん、先にも書きましたが、細かい機能差が他にもありますが、クロレポとしてはノイキャンということです)
逆に言うと、ノイキャン以外は、第3世代とProはほぼ同じといって良いと思います。
よって、このノイキャンに6,780円の差を見出せるか・・・ということになるかと思います。

ノイキャンの有る無しと、その価格差で、どちらを選ぶかを決めればいいのか!

そう!結論としてはノイキャンと言うことになるね。
第3世代はこんな人におすすめ!
以上のように、AirPods 第3世代とProとの比較を行ってみたけど、今回新しく発売されるAirPods 第3世代は、どんな人におすすめなのか、クロレポ流に考察してみた!
例えば、現在AirPods Proを持っている人は、第3世代を購入する必要はないですね。文末の比較表をみてもわかるように、AirPods 第3世代の上位機種としてAirPods Proが位置付けられているのがわかると思います。
例外として、Proを購入したけど、カナル型がどうしても肌に合わなかった…という人は、第3世代の購入を考えてみても良いでしょう。
一番おすすめなのは、現在AirPods 第2世代や、他社のワイヤレスイヤホンを使っている人で、
・そろそろバッテリーがへたってきたな
・空間オーディオを体験してみたいな
・ノイキャンまでは不要だな
と考えている人におすすめです。
空間オーディオはとても優れたオーディオ技術だと思います。少しでも安くこの空間オーディオを体験したいのならAirPods 第3世代を選ぶ価値はあると思います。

空間オーディオは、本当に不思議体験だよね。
一度、空間オーディオを体験すると、これまでのコンテンツが物足りなく感じてしまうよね。

そうだね!
ノイキャンまでは不要だけど、空間オーディオを体験してみたい人におすすめだね。
第3世代とProの比較表
最後に、もう少し詳しく第3世代とProの比較をしてみたよ。その結果が以下の表です。
この表を見ればわかると思いますが、ノイキャンに関する機能の違い以外は、ほぼ同じといっていいでしょう。
第3世代はノイキャンが無い分、バッテリーの持ちが良いのもポイントかも知れないね。
AirPods 3 | AirPods Pro | |
価格(2021/10時点、税込価格) | 23,800円 | 30,580円 |
形状 | インナーイヤー型 | カナル型 |
アクティブノイズキャンセリング | – | ○ |
外部音取り込みモード | – | ○ |
空間オーディオと ダイナミックヘッドトラッキング | ○ | ○ |
耐汗耐水性能 | IPX4 | IPX4 |
チップ | H1チップ | H1チップ |
Hey Siri | ○ | ○ |
一回の充電での再生時間 | 6時間 | 4.5時間 |
充電ケースを使用した場合 | 30時間 | 24時間以上 |
デバイスの自動切り替え | ○ | ○ |
MagSafe充電ケース | ○ | ○ |
アダプティブイコライゼーション | ○ | ○ |
専用の高偏位Appleドライバ | ○ | ○ |
専用のハイダイナミックレンジアンプ | ○ | ○ |
空間オーディオと ダイナミックヘッドトラッキング | ○ | ○ |
均圧のための通気システム | – | ○ |
デュアル光学センサー | – | ○ |
肌検出センサー | ○ | – |
動きを感知する加速度センサー | ○ | ○ |
音声を感知する加速度センサー | ○ | ○ |
感圧センサー | ○ | ○ |
デュアルビームフォーミングマイク 内向きのマイク | ○ | ○ |
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