【レビュー】AirPods Proを徹底レビュー。ノイズキャンセリングから空間オーディオまで

ども、バンブーです。今更なのですが、AirPods Proを購入しました。

前々から欲しい欲しいと思いながら、なかなか手が出せなかったAirPods Pro。その理由の一つに、無印のAirPods(第2世代)を所有していた事があります。

バンブー
バンブー

AirPods Proの新型が出るかなとも思ってたんだけど、AirPods Maxが発表されて、しばらくはAirPods Proの新型は出ないなぁっとも思ったんだよね。

第1世代のAirPodsも持っていたのですが、第2世代のAirPodsに買い替えた理由が、バッテリーの劣化でした。第1世代は約2年でバッテリーがヘタってしまいました。なので、AirPods2も2年で買い替えかな〜っと思っていたのですが、思いの外劣化が少なく、AirPods Proが発売されてからも、AirPods2は元気に活躍してくれていました。

そんな事もあって、なかなか買い替えのタイミングが見つからず、今日に至ってしまいました。

実はAirPods2は今でもバッテリーはそれほどヘタっておらず、元気一杯なのですが、AirPods ProがAmazonで約4900円引きのセールがやっていることを知って、思わずポチってしまったと言うわけです。

クロちゃん
クロちゃん

アップル製品が値引きされることは稀だよね。

ちょっと前置きが長くなりましたが、そんなAirPods Proを今回はレビュー紹介してみたいと思います。ちなみに、バンブーはオーディオマニアというわけではないので、一般人としての評価を書きたいと思います。

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いきなり結論。買うべし!

いきなりですが、もしあなたがiPhoneユーザーで、かつノイズキャンセリングイヤホンを探しているのなら、迷わずAirPods Proを選択すべきでしょう。それくらい完成度の高いイヤホンです。

後述しますが、AirPods Proはただのノイズキャンセリングイヤホンではありません。「iPhoneユーザー」と書いたのは、やはり同じアップル製品。そのため非常に親和性が高く、面倒な設定などが一切ありません。買ったその日から最高のオーディオライフを提供してくれる事間違いなしです。

また、機能面でも逸品で、さすがアップル、考え抜かれた機能性で、使えば使うほど手放せなくなる一品です。

では、その内容について確認していきましょう。

iPhoneとのペアリングは一瞬で完了

やはり同じアップル製品。iPhoneとのペアリングは簡単で、一瞬です。

iPhoneの近くにAirPods Proを持っていき、ケースの蓋を開けるとiPhoneに接続画面が表示され「接続」を選択するだけでペアリング完了です。

バンブー
バンブー

設定が簡単なのは、とても重要です!

以前、他社メーカーで、AirPodsと同じく完全ワイヤレスのイヤホンを購入したのですが、ペアリングがめちゃくちゃ面倒で、何度も何度もペアリングをやり直した経験がありますが、それ故にAirPods Proのペアリングの円滑さは本当に驚きです。

また、他のアップル製品、例えばApple WatchやiPad、MacにApple TVといった製品で、同じApple IDを使っているなら、それらの製品とのペアリング作業は不要で、ペアリング情報が同期されるのです。また不思議なことに、これらの同じApple IDを使っている製品では、その製品を使っている時に、自動でAirPods Proの接続先が切り替わるのです。これはちょっと不思議な体験です。

操作は、うどん部分をつまむだけ

AirPods Proのいわゆる「うどん部分」は感圧センサーになっていて、うどん部分をつまむことで簡単な操作が出来るようになっています。

  • 1回押し 再生/一時停止/受話/終話
  • 2回押し 曲送り(次の曲)
  • 3回押し 曲戻し(前の曲)
  • 長押し ノイズコントロール/Siriのいずれか登録可

この感圧センサーですが、つまむことで「カチッ、カチッ」と音でフィードバックされるので、感圧センサーがちゃんと反応したかどうかがわかるようになっています。細かいところに気が利いているのもアップルならではの対応ではないでしょうか。

イヤーチップ装着状態テスト

さて、ペアリングが完了したら、即AirPods Proを使う事ができるのですが、ペアリングが完了したら、是非とも行っていただきたい作業に「イヤーチップ装着状態テスト」があります。

AirPods Proはカナル型のイヤホンで、イヤーチップが付属しますが、S、M、Lの3種類が付属しています。工場出荷時点ではMサイズがAirPods Proに装着された状態となっていて、必要に応じて付属するSサイズかLサイズに変更します。

このイヤーチップのサイズですが、どのサイズが一番適しているかを、ペアリングされているiPhoneを使って検査することができるのです。

それが「イヤーチップ装着状態テスト」です。

設定画面は「設定」>「Bluetooth」と進み、目的のAirPods Proの右端にある「i」マークを選択します。

すると、中段くらいに「イヤーチップ装着状態テスト」のメニューが表示されています。

このテストを行うことで、どのサイズで最も密閉され最高の音響性能を得られるか判断してくれます。

オーディオの品質では、正しく密閉すると、低音に深みが増して低周波音が豊かになり、全体的なオーディオ品質が向上します。

また、ノイズキャンセリングでは、正しく密閉すると、音の漏入/漏出が防止され、ノイズキャンセリングの品質が向上します。

この「イヤーチップ装着状態テスト」は必須の設定内容だと思ってください。是非、試してみてくださいね。

バンブー
バンブー

バンブーはMサイズが最適だと判定されました!

アクティブノイズキャンセリング

AirPods Proを語る上で、外せないのがノイズキャンセリングです。

AirPods Proはアクティブノイズキャンセリングといい、外向きと内向きの二つのマイクを使用して、抜群のノイズキャンセリング性能を発揮します。利用者の耳の形状とイヤーチップの装着状態に常に適応しながらアクティブノイズキャンセリングが静寂を生み出すので、音楽、Podcast、通話など、聴きたいものだけを聴くことができます。

バンブー
バンブー

ノイズキャンセリングって、ここまで進化していたのか!というくらい感動しました。

ノイズキャンセリングのON/OFFは、コントロールセンターの音量ボタンを長押しすることでメニューが開きます。

バンブーはBOSEのノイズキャンセリングヘッドホンを持っていますが、BOSEのノイズキャンセリングは、少し圧迫感がありました。しかし、AirPods Proのノイズキャンセリングは非常に自然に近く圧迫感がありません。より自然に近い形でのノイズキャンセリングを実現していると思います。本当に没入感が半端ないです。

外部音取り込みモード

AirPods Proには「外部音取り込みモード」が用意されています。AirPods Proを装着したままで、外部音を取り込むのですが、これはノイズキャンセリングをOFFにするという事ではなく、外向きと内向きのマイクロフォンが、AirPods Proのシリコーン製イヤーチップの遮音効果を解除し、近くにいる人と会話する時などに、すべてが自然な感覚で聞こえるようにしてくれます。

実際に外部音取り込みモードと、AirPods Proを外して実際に外の音を聞き比べましたが、ほとんど同じように聞こえていました。この機能のおかげで、会話をするときなどに、わざわざAirPods Proを外すといった手間が省けることになります。

アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードの切り替えは、AirPods Proの感圧センサー部分(うどん部分)を長押しする事で切り替えることができます。

不思議体験、空間オーディオ

これ、聞いたことありますか?「空間オーディオ」

「空間オーディオ」とはiOS14とAirPods Proで体験できるようになった3Dオーディオ機能です。

音が前後左右から聞こえてくるような効果をもたらしてくれる機能で、まるで映画館のような四方から音に包まれるような感覚が味わえる効果です。

現時点では、空間オーディオが楽しめるコンテンツは少なく、「Apple TVアプリ」や「iTunes Store」で提供されているコンテンツの中から、「DOLBY ATMOS」に対応したもののみとなります。

お試しで体験するなら、「設定」>「Bluetooth」で当該AirPods Proの左にある「i」マークで設定画面を開き、中段くらいに「機能を試してみる」メニューがあるので、お試し体験ができます。

バンブーはApple TV+をサブスクしているのですが、試しにDOLBY ATMOSに対応しているドラマ「フォー・オール・マンカインド」を空間オーディオで視聴してみました。

これ、本当に不思議なんですが、音が四方から聞こえてくるんです。

iPhoneを顔の正面に据えていると、当然前方から音が聞こえてくるのですが、iPhoneはそのままに、顔を右に向けると、音が左の方向、つまりiPhoneの方向から聞こえてくるのです。

最初、「あれ?イヤホンじゃなくて、iPhone本体から音出てるのかな?」と疑いました。でも、何度もイヤホン外したり、つけたりして、「やっぱりイヤホンから音がしてる」と再確認したくらいです。

最初にも書きましたが、コンテンツが少ないのが弱点なのですが、2021年6月からApple Musicでも空間オーディオに対応することが正式に発表され、今後コンテンツが増えてくることになります。

専用アプリなんてありません

これだけ高機能なAirPods Proですが、iPhoneで使う場合、これらの機能は全てiPhoneの標準機能から設定が可能で、専用アプリなどはありません。

さすがアップル製品同士、親和性がめちゃ高いです。

今回は紹介しきれなかった設定内容もありますので、是非色々といじってみてください。自分専用のAirPods Proにカスタマイズできます!

音質だけを追求するなら他社もあり

今回、AirPods Proを紹介しましたが、バンブーのような一般人としてなら、AirPods Proの音質にも十分満足してもらえると思います。

ただ、ネットでの評価を見ていると、音質だけを追求するなら、他社のイヤホンも比較対象になるかもしれません。

特にSONYのWF-1000XM3は評価が高いようです。

実はAirPods Proを購入するにあたり、このWF-1000XM3が、ちょっと気になっていました。色々なレビューサイトで高評価を得ています。バンブーは使った事がないので、ここでは詳しく書きませんが、もし音質を重視される方は、ネットの評価を参考に、比較検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は「AirPods Pro」をレビュー紹介させていただきました。

発売からかなり時間が経っていますが、「もっと早く購入しておくべきだった」と思ったくらい、完成度の高いイヤホンでした。

消して安くはない買い物ですが、もしあなたがiPhoneユーザーで、ノイズキャンセリングイヤホンを探しているのなら、AirPods Proを是非検討してみてください。

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