ども、バンブーです。今回紹介させていただくのは、iPad Air(第4世代)のようなUSB Type Cを持ったデバイスを充電しつつ同時に有線イヤホンが利用できる変換アダプタ「ESR 2in1 USB Type C to 3.5mm イヤホン変換」です。
「テレワーク」「リモート授業」
2020年、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が発出され、仕事ではテレワークの導入が進み、学校は一斉休校となり、リモート授業を導入する学校が現れました。
テレワーク オンライン授業
バンブーも例に漏れずテレワークを実践することになったのですが、その環境は自宅にあるMac miniを使っています。

テレワークもかなり浸透してきたね。
パジャマ姿で仕事する人もいるとか…

バンブーはMac miniを使っているんだけど、仕事の環境はWindowsなんだよね。
だから、Mac miniにVMware Fusionを入れて、そこでWindowsを動かしているんだ。
問題なのは子供達で、もしリモート授業を行うとすると、Mac miniは私が使っているので、我が家に残される環境は、先日思い切って購入したiPad Air(第4世代)と使い古したiPad mini(第2世代)のみです。
子供たちが通う学校では、リモート授業にはZoomを用いる事になっていて、幸いiPad Air 4もiPad mini 2もZoomが使えます。なんとか環境は整いそうですが・・・
問題はバッテリー
ここで問題となるのが、バッテリーです。
学校の授業となると、1時間目から6時間目まであります。リモート授業を行ったことが無いので、実際にどうなるかは分かりませんが、仮に1時間目から6時間目までフルでリモート授業を行う場合、最低でも6時間はリモート接続ができる環境が必要になります。

そうか、授業で使うとなると、結構長い時間使えないとダメだね。
新しいiPad Air 4だと、本家アップルのホームページに掲載されている仕様では「Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生:最大10時間」となっています。
なんとかバッテリーは持ちそうですが、正直ちょっと不安です。Zoomを6時間使い続けてバッテリーが持つかどうか・・・

仕事だと、オンライン会議は長くても2時間くらいだけど、リモート授業となると6時間くらいになるんだよね。
となると、安全を考えて、充電をしながらiPadを使う必要があります。ただし、iPad Air 4にはUSB Type Cのポートが一つあるだけです。そうすると・・・
充電をしつつ同時に有線イヤホンが使えない
我が家の使い古したiPad mini 2には、Lightningポートと、3.5mmヘッドホンジャックが装備されていて、充電をしつつ同時に有線のイヤフォンが利用できます。
しかし、最新のiPad Air 4には、USB Type Cのポートが一つあるだけです。
アップルの公式オンラインショップでは、USB Type Cを3.5mmヘッドフォンジャックに変換するアダプタが販売されていますが、このアダプタを使うと、USB Type Cポートを使ってしまうので、充電ができません。
残念ながら現時点ではアップル純正品で、iPad Air 4を充電しつつ同時に有線イヤホンを使うことができるアダプタは取り扱っていません。
Bluetoothイヤホンも考えましたが、これも同じく「6時間以上バッテリーが持つのか?」という懸念があります。なので、やはり有線のイヤホンが使える環境が必要ということになります。さて困った・・・
サードパーティでは結構売ってる
この「充電しつつ有線イヤホンが使えるアダプタ」ですが、アップルの純正品はありませんが、Amazonなどで検索してみると、実に沢山のアダプタが販売されている事がわかります。
その多くは(というか私の知るかぎりほぼ全ては)中華製のアダプタになります。

逆に、日本製のを探すのは非常に難しいよね
まぁ、色々な形状のアダプタが売られていて、ユーザーレビューも「良かった!」「悪かった!」と色々な評価がされています。まぁ、想像に固くありませんが・・・
今回紹介する「ESR 2in1 USB Type C to 3.5mm イヤホン変換アダプタ」もそんな商品の中の一つです。
そんなに高くないので、とにかく購入してみる
この「充電しつつ有線イヤホンが使えるアダプタ」ですが、それほど高い値段ではありません。2〜3千円も出せば購入できるものがほとんどです。
ということで、色々検索して、レビューなども参考にしつつ、とりあえず、これでいいかな・・・と思ったのが、今回紹介する「ESR 2in1 USB Type C to 3.5mm イヤホン変換アダプタ」でした。
ちょっと余談になるのですが、この「ESR」っていうメーカーですが、偶然ですがiPad Air 4用に購入したケースもこの「ESR」製でした。特にこのケースには問題はなく、今のところiPad Air 4用に愛用させていただいています。
パッケージや本体はしっかりしている
早速Amazonで取り寄せましたが、パッケージは結構しっかりしていて、押しつぶされていたり、破れていたりといった問題はありませんでした。
肝心の本体も、金属製で見た目は安っぽくはなく、しっかりしています。
またコンパクトに設計されていて、持ち運びにも困ることはないと思います。ただし、上記でも紹介したアップル純正のアダプタと比べると、ちょっと大きめといった感じです。
また、充電するためのUSB Type Cのポートですが、本体の側面についています。なので、イヤホンとUSBが直角に接続されることになるのが特徴的です。

充電だけ、イヤホンだけ、でも使える
中華製なので心配される方もいるかもしれませんので、あえて書いておきますが、まぁ当然と言えば当然かもしれませんが、充電のみでも使えますし、イヤホンだけでも使えます。
音質はまぁまぁ。少しノイズが入る
実際にiPad Air 4に接続してApple Musicの音源を何曲か聞いてみましたが、音質はまぁまぁといった感じです。
Zoomでオンライン授業を行う分には全然問題にならないレベルです。
ただし、無音状態でイヤホンをつけると「サー」というノイズが僅かに聞こえます。
ここは、気になる人は気になるので、音質重視の方は避けた方がいいかもしれません。
マイクも普通に音を拾ってくれる
Zoomでオンライン授業を受けるために使いますので、マイク機能も気になるところです。といっても、このアダプタにマイクがついているわけではなく、イヤホンについているマイクを使うことになります。
今回はiPad Air 4の標準アプリ「ボイスメモ」を使って実際に自分の声を録音してみました。
録音された声を聞いてみましたが、私が聞いた感じでは、普通に録音されており、音が小さいとか、ノイズがひどいといった問題はなさそうでした。

自分の声を録音して聞くのって、ちょっと恥ずかしくない?

そうそう、俺ってこんな声してたっけ?って思うよね!
残念!iPad Air 4では音量調節ができない
これはちょっと残念な仕様ですが、iPad Air 4ではイヤホンについていてる音量調整ボタンが使えません。
これはAmazonの商品説明にもちゃんと「Apple標準3.5mmイヤホンのインラインでの音量調節には対応していません」と記載があり、不具合というわけではありません。が、やはりちょっと残念な仕様です。
まとめ
今回はZoomでオンライン授業を受けるために、iPad Air 4を充電しつつ同時に有線イヤホンが使えることを目的とした評価になります。
バンブー的には全体として合格点だと思いました。今のところ買ってよかったと思っています。
ただし、記事中にも書きましたが、僅かに「サー」というノイズが入ります。ですので、音楽を聴いたりといった音質重視の方は避けた方がいいかもしれません。
ですが、3千円でお釣りか来る製品ですので、多くを期待するのはそもそも無理がります。
ここは「オンライン授業に使う」と割り切って購入されることをお勧めします。