どもバンブーです。とうとう我が家にもApple Watch series 5 Nikeがやってきました。「絶対いらない」と思っていたApple Watch・・・いざ使ってみると、その便利さに感心する毎日です。そんな超便利なApple Watchですが、今回はモバイルSuicaについてレポートしてみようと思います。
●モバイルSuicaは、iPhoneかApple Watchの何か一方
まず最初に理解しておかなければならないのが、モバイルSuicaはiPhoneかApple Watchのどちらか一方でしか使えないと言う事です。Apple WatchでモバイルSuicaを使いたい場合、まず最初にペアリングされているiPhone側にモバイルSuicaが設定されている必要があります。そこからモバイルSuicaの情報をApple Watch側に転送(コピーではなく移動)してやる必要があります。この転送方法について、以下で説明したいと思います。
なるほど、モバイルSuicaは一つのデバイスでしか使えないんだね?
そうなんだよね。iPhoneでモバイルSuicaを使うか、Apple WatchでモバイルSuicaを使うか、最初悩んだんだけど、Apple Watchで正解な気がするよ!
●Apple WatchにモバイルSuicaを転送する
まず前提として、ペアリングされたiPhoneにモバイルSuicaが設定されていることが必要です。その上で、ウォッチ(Watch)アプリを立ち上げます。そして下にスクロールさせて「WalletとApple Pay」を選択します。


すると「iPhone上のほかのカード」に「Suica定期券」が表示されています。この「Suica定期券」を選択することで、Apple Watchに転送することが出来ます。





転送が完了したら、早速Apple Watchの「WalletとApple Pay」アプリを立ち上げましょう。

以上で、転送が完了します。iPhone側の「WalletとApple Pay」を開いてもモバイルSuicaは表示されません。
●追加したSuicaをエクスプレスカードに指定しよう
もしSuica定期券が1枚だけならApple WatchにSuica定期券を追加した時に自動で「エクスプレスカード」に設定されています。これは、駅の改札やSuica対応のレジなどでSuica決済をする時に、わざわざ「WalletとApple Pay」アプリを立ち上げなくても、「エクスプレスカード」に設定されているSuica定期券から決済される仕組みです。これはiPhoneを使ったモバイルSuicaでも同じことが出来ていました。もし複数枚のSuicaをApple Watchに転送している場合は、どのSuicaを「エクスプレスカード」にするか設定してあげる必要があります。普段使っている通勤通学用のモバイルSuicaを指定するのが無難かと思います。

エクスプレスカードに指定しておくと本当に便利だよね。
そうなんだ、Apple Watchは既に腕にしているので、支払いのためのアクションは、手首を読取機にかざすだけ。ワンアクションで済んじゃうんだよね。
●たまに「エクスプレスカード」が使えないレジがある
たまにですが「エクスプレスカード」を設定していても、決済できない時があります。そんな時はApple Watchのサイドボタンをダブルクリックしてください。「WalletとApple Pay」に登録されているカードが表示されます。左右にスワイプすることで目的のSuicaまで移動してください。その状態でレジにかざす事で決済が可能になります。

●オートチャージにも対応
Apple WatchのモバイルSuicaもオートチャージに対応しています。iPhoneの「Suica」アプリでオートチャージ設定をしていれば、Apple Watchでも設定に従ってオートチャージされます。
●利用履歴の見方
モバイルSuicaをiPhoneで利用していた時は、WalletとApple Payアプリで利用履歴を見ることが出来ましたが、Apple Watchで利用した場合、利用履歴はApple Watch側では確認することが出来ません。モバイルSuicaをApple Watchで利用している場合、その利用履歴はiPhone側の「ウォッチ(Watch)」アプリで確認することが出来ます。「ウォッチ(Watch)」アプリを立ち上げると、「WATCH上のカード」にモバイルSuicaが表示されているので選択します。次の画面で「情報」タブと「ご利用明細」タブが表示されるので、「ご利用明細」タブを選択します。これでApple Watchで利用した履歴を確認することが出来ます。どのくらい昔の履歴が表示されるのか分かりませんが、ある程度昔の履歴は確認できるようです。
●読取機にはフェイス部分を押し付ける必要なし
自動改札のSuica読取機やレジ決済時の読取機ですが、多くの人が腕をグイッと回してApple Watchのフェイス部分を読取機に押し付けているところを目撃します。しかし、実はApple Watcchと読取機の感度は非常に高く、多少離れていてもモバイルSuicaを読み取ってくれます。ですので、わざわざ腕をグイッと回してApple Watchのフェイス部分を読取機に押しつけなくても、手のひらを下にしたままで読取機にタッチすることでモバイルSuicaを読み取ってくれます。
ー追記ー
後日、いろんなお店でApple WatchのモバイルSuicaの決済を試してみました。その結果、ちょっと前言撤回です。鉄道各社の自動改札では、確かにApple Watchのフェイス部分を押しつけなくても、手首を乗せるだけで読み取ってくれるのですが、ショップのレジでは、読み取ってくれないところもありました。やはりフェイス部分を押し付けるのが無難なのかな。
●まとめ
iPhoneでモバイルSuicaが使えた時も、その便利さに感心しましたが、Apple WatchでモバイルSuicaが使えるようになり、最早、ポケットや鞄からiPhoneを出す必要もなく、腕にしているApple Watchをかざすだけで支払いが済んでしまう便利さに本当に感心してしまいます。最初のころは「絶対要らないなぁ」って思ってたんですが、そこはやはりアップル、単純なスマートウォッチではない、次の次元のスマートウォッチを出してきましたね。今後のWatchOSのバージョンアップにも期待です。
今回のような記事を今後も書いていこうと思います。
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