アップルの9月の新製品発表では、残念ながらApple TV 4Kの新型は発表されませんでしたね。ちょっと残念でした。

現在のApple TV 4Kは発売からしばらく時間が経っているので、そろそろ新型が出ると思ってたんだけどな〜
だけど、特に不満もないし、まだまだ現役で活躍できるよね。
でも、Apple TV +が発表され、またApple Arcadeが発表されて、ますますApple TV 4Kの存在価値が上がりそうな雰囲気ですね。
そんなApple TV 4Kについて、ちょっとおさらいしておきたいと思います。
コンパクトなボディ
Apple TV 4Kの外観ですが、非常にコンパクトに仕上がっています。
高さ:35mm
幅:98mm
奥行き:98mm
重量:425g
片手で掴めるほどの大きさです。コンパクトなので設置する場所を選ばないのが嬉しいですね。

かなりコンパクトに仕上がっているね!
第一世代のApple TVはMac mini並みの大きさだったから、それから比べるとかなり小さくなったね。
何処かの誰かが小さいことは良いことだと言ってたような気がします。
容量と値段
Apple TV 4Kには、容量によって2種類の値段が設定されています。
32GB :¥19800(税別)
64GB :¥21800(税別)
その差は¥2000なので、将来のことを考えると64GBモデルが無難ではないでしょうか?
何処かの誰かが大は小を兼ねると言ってたような気がします。
アップル製品の中では非常にお求め安い価格設定だと思います。
心臓部にはA10X Fusionプロセッサー
Apple TV 4Kは、心臓部に6コアのA10X Fusionプロセッサーを採用しています。4K/60fpsによる動画再生と、HDR10とDolby Visionをサポートしています。
ピクセル数は第4世代の実に4倍、HDRでより美しい映像が堪能できます(テレビ側が対応している必要あり)。
A10と言えばiPhone7に採用されたプロセッサーですが、A10X Fusionプロセッサーは、それと同等の性能で、映像コンテンツの再生に特化した物だと思われます。
この手のハードウェアの心臓部としては、かなりパワフルなプロセッサーを採用していると言えます。

実際に使ってて、特にストレスに思うことはなく、十分な性能を発揮しているよ!
リモコンはSiri Remote
Apple TV 4Kのリモコンは、第4世代からの引き続きで、Siri Remoteが付属します。このSiri Remoteですが、その名の通り音声による入力が可能で、Apple TV 4Kの操作性を飛躍的に向上させることができます。ちょっと簡単に技術仕様を書きますと以下のようになります。
・Bluetooth 4.0ワイヤレステクノロジー
・IRトランスミッタ
・加速度センサー、3軸ジャイロ
・充電用Lightningコネクタ
・1回の充電で数か月持続するリチャージャブルバッテリー(標準的な方法で毎日使用する場合)
・USB経由でコンピュータまたは電源アダプタ(別売り)を使って充電
なぜ加速度センサーや3軸ジャイロが必要なのかと言うと、主にApple TV向けに提供されているゲームアプリを想定しているからだと思います。


ポートとインターフェイス
Apple TV 4Kに備わっているポートとインターフェイスは、非常にシンプルです。
・HDMI 2.0a
・MIMO対応802.11ac Wi-Fi、同時デュアルバンド(2.4GHz/5GHz)
・ギガビットEthernet
・Bluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー
・IRレシーバ
・内蔵電源
MIMOとは無線通信において、送信機と受信機の双方で複数のアンテナを使い、通信品質を向上させることができる規格です。
物理的なインターフェイスは、HDMIとEthernetと、そして内蔵電源の三つだけです。必要最低限のインターフェイスとなっています。

複数の動画配信サービスから串刺し検索可能
以前のブログでも紹介していますが、Apple TV 4Kなら複数の動画配信サービスを串刺し検索が可能です。
バンブーの場合ですと、Apple TV Appに加えてAmazon prime videoも利用しています。例えば何か映画を見たいと思った時に、Apple TV Appで購入する前に、Amazon prime videoで配信されていないか、一度に調べる事ができます。
Amazon prime videoで配信されていれば、わざわざApple TV Appで購入しなくても済みますからね!

ただし、Apple TV Appなら4K対応されたコンテンツが豊富!
Amazon prime videoはまだまだ4K対応されているコンテンツが少ないので、どちらを選ぶべきか迷っちゃうよね!
アプリのインストールで機能を拡張
Apple TV 4KはAppストアでApple TV 4K用に提供されている多数のアプリを購入、インストールすることができます。中にはゲームもあり(といかゲームが大半)、Siri Remoteで遊ぶことができます。そうそう、それとApple Arcadeの発表時に話題となりましたが、PS4やXBoxのコントローラーが、次のtvOSバージョンアップで利用が可能になります。これ、非常に待ち遠しいですね。これはまた、別の機会にレポートしたいと思います。
(追記)で、tvOSがバージョンアップされました。早速PS4のコントローラーを追加して遊んでみました。詳しくは別の記事で書いていますが、なんの問題もなく、まるでApple TVのために用意されていたコントローラーかのように使うことができます。
我が家はゲーム機が無いのですが、子供たちはApple TVのゲームで大はしゃぎです。これでゲーム環境は(我が家では)十分です。ゲームの値段も安いですし、無料のゲームも多いです。それにApple Arcadeなら定額(記事執筆時では月額600円)で遊び放題です。とても良い時代になりました。
インターフェース
Apple TV 4Kの最大の特徴は、その心臓部であるtvOSだと言えます。Apple TVの競合製品としてはAmazonのFire TVやGoogleのAndroid TVがあります。どれも似たようなことができますが、インターフェースではApple TVが一歩先を行っていると思います。
なにがいいかと言いますと、なんというかエレガントなんですよね。一つ一つのデザインや動きが。またオススメのビデオや音楽、およびアプリといった情報の見せ方が直感的で、見ていて楽しくなります。
Siriによる音声検索も非常に便利です。このようなセットトップボックスは、文字入力に弱く、検索などが難しかったのですが、音声認識の性能が向上したことにより、入力の環境は劇的に向上しました。ただ、音声検索に関しては、AmazonやGoogleも対応していて、どちらも便利で、甲乙つけがたいですね。
デジタル・ハブとしてのApple TV 4K
4K対応テレビはAndroid TV機能を搭載しているものが多い気がします。しかしApple TVだとSiri Remoteでより快適に操作できますし、コンテンツの串刺し検索も可能と何かと便利に使えます。さらに音楽や写真、ゲームまで自分のiTunes、iCloudのアカウントで楽しむことができ、家庭内の「デジタル・ハブ」としての役割を担ってくれます。
Appleは、ハードだけでなくソフトの面でもサービスを展開しています。iTunes MovieやiCloud Photo、Apple Musicなど。これらのサービスは全てApple TV 4Kにも対応しています。
もしあなたがAppleの製品やサービスを使っているなら、Apple TV 4Kが一択でお勧めできると思います。
まとめ
当ブログでは、これまでにもApple TV 4Kについて色々とレポートしてきましたが、筆者が感じるのは、アップルはApple TV 4Kを本気でデジタル・ハブにしようとしていると思います。(その割には、あまりガッツリとアピールしていませんが・・・)もしあなたが4Kテレビを持っているなら、ぜひApple TV 4Kの世界を楽しんでもらいたいし、逆に4Kテレビを買ってでも、Apple TV 4Kを楽しんでもらいたいくらいです。
なお、Apple TV 4Kについては、こちらの記事で詳しく説明させていただいています。是非参考にしてみてください。
今回のような記事を今後も書いていこうと思います。
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