子供のスマホ依存を予防する。iPhone(iOS)のスクリーンタイムを使ってみる

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●スマホに依存していく子供達

子供達…と書きましたが、スマホに依存しているのは大人達も同じだと思います。SNSが気になって仕事や勉強に集中できないと言ったことが問題になっています。事実、私の職場の隣人の場合、ふと見るとスマホをいじっていて、画面は(おそらく)LINEを開いて一生懸命入力をしています。という私も正直なところLINEから通知があると、ついiPhoneを開いてしまいます。自分自身がそうなのですから、子供にスマホを持たせるかどうか、持たせた後、どうやってスマホ依存を予防すれば良いのか、悩んでしまいます。同じような悩みは、きっと多いんじゃないかと思います。

そんな親達の悩みを解決してくれるかもしれない機能がiPhone(iOS以下iPhone)に搭載されました。それが「スクリーンタイム」です。

●スクリーンタイムで出来ること

iOS12から搭載されたスクリーンタイムですが、どのようなことができるのか、その概要についてみていきたいと思います。

休止時間

休止時間は、設定された時間の間、iPhoneのほぼ全てのアプリが使えなくなり、またアプリからの通知も制限されます。例えば22時から翌6時までを休止時間とし、アプリの利用や通知といった機能を使えなくすることが可能です。この機能を利用して、例えば子供達の勉強の時間を休止時間に設定するといった事も考えられます。17時から19時までの2時間を休止時間として、勉強に集中する時間にしてしまうのも良いかもしれません。

もし、iPhoneを勉強のためのツールとして使っている場合、休止時間であっても利用したいアプリがあるかもしれません。そのような場合は、後述する「常に許可」の設定で、アプリ毎に細かく例外的に休止時間であっても使えるようにすることができます。

App使用時間の制限

App使用時間の制限は、アプリの使用時間の上限を決めることができます。アプリ一つ一つ制限を付けていくのではなく、アプリのカテゴリー単位で制限を設定していきます。例えばゲームカテゴリであったりSNSであったり、またはエンターティメントなどです。

ゲームは1日1時間と決めれば、複数のゲームアプリの使用時間が合計で1時間を超えた時点でアプリの制限がかかり、使えなくなります。設定は一律で設定も可能ですし、曜日毎に変更することも可能です。平日は1時間。週末は2時間といった設定も可能です。

常に許可

先にも書きましたが、休止時間やApp使用時間の制限に関わらず、必ず使えるアプリを設定します。例えば勉強で必要となるアプリやライフライン的なアプリなどを登録しておくと、無条件で使えるようになります。

コンテンツとプライバシーの制限

ここでは、iPhoneの機能制限の内容を変更できます。ブラウザー「Safari」で成人向けコンテンツの表示を制限したり、18歳以上が対象となるアプリの利用を不可能にすることなどが可能です。また、アプリの購入を制限したり、App内課金を制限したりすることも可能です。標準で搭載されているアプリを制限することもできます。

スクリーンタイム・パスコードを使用

iPhoneのロックを解除するためのパスコードとは別に、スクリーンタイム用のパスコードを設定することができます。パスコードを設定すると、スクリーンタイムの設定を変更しようとするとパスコードの入力を求められるようになります。このパスコードを親だけが知っている状態にすることで、子供が制限を外してしまうようなことを防ぐことができます。ただし、このパスコードですが、忘れてしまわないようにしましょう。忘れてしまうと、二度とスクリーンタイムの設定を変更することができなくなります。要注意です。

デバイス間で共有

流石に子供でiPhoneとiPadを持っているお金持ちはいないとは思うのですが、このデバイス間というのは、一人で複数台のiOS端末を持っている場合に、利用時間をデバイス間で合計して制限をかけることが出来るものです。まぁ、でも、いるかもしれませんよね。複数持ってる子供。いいなぁ~。

●基本は子供との話し合いが必要

と、ここまでスクリーンタイムでの機能制限について書きましたが、子供のiPhoneを取り上げて、いきなり制限をかけられると、子供は必ず反発してきます。制限をかける前には、子供と十分話し合い、お互いが納得できた内容で制限をかけるようにしないとダメだと思います。スマホは使い方一つでとても万能なツールになりえます。勉強にだって役立つツールになります。子供にスマホを持たせるか悩んでいる人や、すでにスマホを持たせているけど、依存症が気になるという人は、まずは子供と向き合って、じっくり話し合うべきだと思います。

今回のような記事を今後も書いていこうと思います。
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