ネタとしては少し古くなるが、ラトックシステムのスマート家電コントローラ RS-WFIREX3 と RS-WFIREX4がIFTTT(“イフト”と読むらしい)に対応して、使い勝手がダントツで向上しました。

スマート家電コントローラー(WiFiリモコン)がなんなのか?という話をすると、話が長くなるので、そこは製品ページを見てもらうこととして、ここではラトックシステムのスマート家電コントローラ(RS-WFIREX3 と RS-WFIREX4)がIFTTTに対応して何ができるようになったのかを簡単に紹介したいと思います。
センサーの値をトリガーとして家電をコントロールできる
RS-WFIREX3、および4は、温度、湿度、明るさのセンサーを搭載しています。(ちなみにRS-WFIREX4の明るさセンサーは、あまり正確ではないそうです。)
このセンサーの値をトリガーとして、例えば
室温が何度以上になればエアコンを運転する…といった設定
湿度が何パーセント以上になれば除湿運転をする…と行った設定
部屋が暗くなれば照明を付ける…といった設定
が、可能になる。これ、IFTTTに対応しなくても単体でもできそうなもんですが、できませんでした。IFTTT対応によってようやく実現可能になりました。
位置情報を使った設定も可能
他で興味深いのは、家主が家に近づいたらエアコンを運転する…といった設定も可能になった。スマートフォンの位置情報を利用しているらしい。なんとなく未来的で良い気がする。

おお!なんだかサイバーって感じだニャ

ね!かっこいいでしょ?
タイマーをトリガーとして家電をコントロールできる(無限に)
あと、タイマー起動を設定することができるのだが、これは単体でもできていたのですが、単体では問題が一つありました。単体では登録できるタイマーが最大で28個までに制限されていることです。メモリーの問題かと思います。
「28個も登録できれば十分じゃないの?」と思われるかもしれないが、例えば「毎日(月曜日から日曜日まで)朝6時にテレビを付ける」というタイマーを設定した場合、タイマー設定が1個と思われるかもしれないが、内部的には月曜日から日曜日まで分割され、7個のタイマーとして登録されてしまうのだ。
つまり、「毎日(月曜日から日曜日)なにかをさせたい」と思ったら、最大で4個(内部的には28個)のタイマーしか設定できなかったのだ。
私の場合、寒い冬場では、
毎日、朝4時にエアコンを運転する。
毎日、朝10時にエアコンを停止する。
毎日、夜18時にエアコンを運転する。
毎日、夜23時にエアコンを停止する。
以上で、タイマーが一杯になってしまう。
上記タイマーに加えて
毎日、朝6時にテレビを付ける。
といったタイマーが追加できないのだ。これは痛い。
しかし、IFTTTと連携することで、この制約から解放されることになる。基本的な機能だがとても助かる。
他のWEBサービスと連携させる
IFTTTはもともと色々なWEBサービスを関連づけて、新たなサービスを生み出すことが主目的だった。
よって、当然このWiFiリモコンとWEBサービスとを結びつけることも可能だ。例えば
設定温度より高くなれば、ツイートする…
といった事も可能になる。
このように、IFTTTに対応した事で、家電を様々なサービスと結びつけてコントロールすることが可能になる。なかなか近未来的で良いではないかな?
個人的にはApple Homekitに対応して欲しい
スマート家電といえば、Appleが提唱しているApple Homekitがある。iPhone等のApple製品を使っていると、標準で搭載されているアプリの中に「ホーム」アプリがあることに気づくだろう。
アイコンを見れば、きっと「あぁ」っと思い出すはずだ。ちなみにこれだ。

ほら、見たことあるでしょ?これはスマートホームを実現するためのプラットホームであるApple Homekitのフロントエンドアプリだ。
是非、このApple Homekitに対応して欲しいものだが、残念ながら、現時点では対応されていない。幸いSiriショートカットには対応しているが・・・
このApple Homekitについては、別の記事で触れているので、よければそちらも参照していただければと思う。
今回のような記事を今後も書いていこうと思います。
宜しければ、ツイッターのアカウントをフォローしていただけると幸いです。
コメント